「クリニックでの医療脱毛」と「エステサロンでの脱毛」の違いを知っていますか?自己処理時のリスクなども含めて解説します。脱毛について正しい知識を身につけましょう
医療脱毛とは?
「医療」という名称がついていることからも分かるように、医療脱毛は「医療従事者」でなければ行うことが出来ません。
つまり、国から認められた資格や知識を持った医師がいる病院やクリニックで、「医療行為」として行う脱毛のことです。
その医療脱毛に使用する様々な機器も同様に、厚生労働省の認可を得ている「医療機関でしか取り扱えない機器」ですので、エステティックサロンとの違いの項目で詳述しますが、その効果の差は歴然で、安全性という点においても高いと認められている機器です。
また「医師が行う」ということは、「試しに相談しに行っただけなのにしつこく勧誘された」といったことが一切ないのはもちろん、専門の知識をもって診断をいたしますので、一人一人に本当に合った方法を提案することができ、万が一のトラブルの際にもその場で医療処置が可能であるという点も、外せない大きな特徴の一つです。
エステティックサロンでの脱毛との違い
近年エステティックサロンでは安価なコースなども増えてきて、ひと昔前よりも比較的通いやすくなったと言えるかもしれません。
確かに消費者にとっては安いほうが嬉しいと思うのは自然なことと言えますが、レーザーあるいはその他の強力なエネルギーを有する光線を用いた脱毛は、医療機関でしか行えません(IPL脱毛機器によるエステティックサロンでの脱毛は、実は違法であるということになります)。
また、脱毛をする方々はエステティックサロンでは「お客様」ですが、医療脱毛の現場においては「患者様」です。
この言葉の差にも、医療クリニックの責任の大きさが込められています。
それでは、具体的にエステティックサロンでの脱毛と医療クリニックでの医療脱毛には、どのような違いがあるのか、見ていきましょう。
■安全性および確実性の違いについて
エステティックサロンは、そのサロン自体はもちろん、使用している機器についても厚生労働省の認可を得ているものではありません。
サロンには医療の知識を持つスタッフこそいるかも知れませんが、ほとんどの場合、医療処置を行う資格を持っていないため、やはり安全性や効果への期待度、トラブル時の迅速な対応などという点において、不安があると言えます。
一方の医療クリニックは、クリニック自体が厚生労働省の認可を得ていますので、当然そこに従事しているのは、医療の知識と経験を豊富に兼ね備えた医師・看護師・スタッフです。
また先ほども述べましたが、使用する機器についても、医療機関しか扱えない強力かつ安全な機器を使用していますので、「安全性」や「確実性」という点において、大きな差が生まれます。
■機器の違いについて
エステティックサロンで使用する機器は「毛を焼く」「毛根を焼く」といった“医療機関でなくても使用が可能な照射レベルの機器”です。
そのため、「十分な効果が得られなかった」「コースが終了したは良いがまた生えて来た」といったことのほか、医療目的で作られている機器ではありませんので、「火傷を負ってしまった」「肌が荒れてしまった」「体調が悪くなった」などのトラブルに見舞われる可能性も高く、実際にそういった声も多く聞かれます。
一方の医療脱毛で使用する機器については、毛を作り成長させる細胞である「毛母細胞」を破壊しますので、確実に脱毛をすることが出来るうえ、肌へのダメージも最小限に抑えることが出来ます。
また、医療脱毛は永久減毛(*)についても認可を得ていますので、エステティックサロンでの脱毛のように「コースが終了後にまた生えて来た」といったことがほとんどありません。
*永久減毛とは
日本の厚生労働省に相当するアメリカの政府機関「FDA(米国食品医薬品局)」は、医療機関で行う脱毛について、「永久減毛(3回照射後6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態)」を認可しています。
これは分かりやすく言い換えますと、「永久脱毛は医療機関での脱毛でしか行えない」ということになります。
ここにも、エステティックサロンとの大きな差があります。
■トラブル時の対応の違いについて
エステティックサロンでの脱毛時に、肌や体調などに何らかのトラブルが発生した場合でも、サロンでは医療行為を行うことが認められていないため、ご自身で医療機関へ出向いて治療を受けなければならず、急を要する場合などは特に不安が大きくなります。
その点医療クリニックでは、専門の知識を豊富に備えた医師や看護師が、安全性が認められた機器を使用しますのでトラブルはほとんどなく、また万が一の際にも診察や医薬品を用いた医療処置をその場で迅速かつ的確に行うことが出来ます。
特に、肌のトラブルはとてもデリケートな問題ですので、「安心感」という点で決定的な違いがあると言えます。
■肌への影響の違いについて
エステティックサロンで使用している機器は、医療機関でなくても使用できる機器ですので、脱毛への効果、および肌へのダメージの大きさなどは未知数であり、その点において不安が残ります。
医療クリニックで使用する機器は、毛穴の引き締めやシワの改善などに用いる医療機器と同じ機器を使用するため、確実性の高い脱毛効果のほか、真皮にある細胞を刺激しコラーゲンの合成を促進させる効果があり、肌のハリやツヤといった美肌効果も併せ持っています。
■施術時の痛みについて
一般に、毛根が太いほど痛みが強くなる傾向にあります。エステティックサロンでの脱毛は痛みはほとんどないと言われていますが、これはつまり出力が弱いためで、その分やはり効果に不安が残るものとなります。
また、「医療クリニックでの医療脱毛は痛みがある」という話を聞くことがありますが、現在使用している医療機器においては、その場で正確に出力をコントロールすることが出来ますので、痛みを感じる場合にはその場ですぐに対応することが可能です。
痛みの感じ方は人それぞれですので、少しでも痛みが気になる場合は、遠慮なくお申し出ください。
■料金の違いについて
エステティックサロンには確かに安価なコースが多いのですが、使用する機器の効果が弱いため、「通う回数が多くなってしまう」あるいは「オプションを勧められる」「違うコースを勧められる」などといったことで、結局高くついてしまうケースが多く見られます。
医療クリニックで行う医療脱毛は、通う回数はエステティックサロンの3分の1以下で完了し、また追加料金やオプションなどの勧誘がないため、結局はエステティックサロンよりも費用を抑えることが出来ます。
自己処理時のリスクやデメリットについて
カミソリや毛抜き、あるいは脱毛クリーム(除毛クリーム)や家庭用の脱毛機器などによるむだ毛の処理は、自宅で手軽に行えるため多くの方が行っている処理方法です。
しかしながら、そこに潜むリスクやデメリットを知らずに行っている方も多いのではないでしょうか。
では、どのようなリスクがあるのか、具体的にご紹介します。
■カミソリによるリスク
カミソリの刃を皮膚に当てて剃るということは、毛を剃ると同時に表皮の一部も一緒に剃り落としてしまうことになるため、皮膚を傷つけてしまいます(いわゆるカミソリ負けです)。
その傷ついた部分が、潤いを保てずに乾燥肌になって肌荒れに繋がってしまったり、傷口から細菌などが侵入してしまうと炎症を起こす原因にもなります。
また、カミソリでは表皮よりも外側に出ている毛しか剃れませんので、残った毛の断面が広くなり「太く」「目立って」見えるようになってしまいます。
そのほかにも、処理時に皮膚が傷つきカサブタなどが出来ると、毛穴が塞がってしまい「埋没毛」となってしまうなど、カミソリによる処理は意外とリスクが多いということが言えます。
■毛抜きによるリスク
毛抜きでは毛根から抜くことが出来ますので、カミソリと比べて見た目は綺麗になり、その後は毛先が細い新しい毛が生えてきます。しかし、毛抜きによる処理時のリスクとしては、まず「痛み」があります。
これは何の痛みかというと、毛穴や皮膚が傷ついていることによる痛みです。どうしても抜きたい毛があって、それを強く無理やり抜いてしまったりすると、皮膚が傷つきカサブタが出来やすくなります。すると、カミソリによるリスクと同様に、埋没毛が出来る原因になってしまったり、ブツブツとした鮫肌のような状態になってしまうこともあります。
また、一本一本抜かなければならないため、非常に時間がかかるといったデメリットも含んでいます。
■脱毛クリーム(除毛クリーム)によるリスク
脱毛クリーム(除毛クリーム)は、一般的に「アルカリ性の薬剤」を使用しています。このアルカリ成分がたんぱく質、つまり「毛」を溶かすというものですが、皮膚への刺激が強いという点がいちばんのリスクと言えます。
特に敏感肌の方が使用すると、使用後にかぶれ、炎症、赤みなどを起こしてしまうことがあります。
中には低刺激性のものも市販されていますが、その分効果が弱いことがあるなど、ご自身の肌に合った商品を選ぶのが難しいところも、デメリットと言えるかも知れません。
■家庭用の脱毛機器によるリスク
エステティックサロンに通う、あるいは医療クリニックに通うということと比較をすると、家庭用の脱毛機器は確かに費用という面では安いかもしれませんが、
・専用のカートリッジや化粧水といったものにランニングコスト(継続的に必要な費用)がかかってしまう
・医療クリニックで使用する機器と比べると性能が著しく劣るため、満足のいく効果が期待できない可能性がある
・使用方法を誤って火傷をしてしまっても、医師がその場にいないため迅速に適切な処置が出来ない可能性がある
・レーザーの光を誤って目に照射してしまうと、失明する可能性もゼロではない
など、このようなリスクが挙げられます。
安心できるクリニックの選び方
医療脱毛のメリットについてご紹介してきましたが、では実際にどのようなクリニックを選べば良いのでしょうか。
まずは費用が明確であること、ホームページなどで医師の紹介や施術内容がしっかりと説明されていることなども、もちろん大切です。
また、数ヶ月に渡って通うこととなりますので、通いやすさも重視したいところです。
そしていちばん大きなポイントが「実績」です。
実績があるということは、それだけ信頼が置けるということに繋がりますので、ぜひ実績がある医療クリニックを選びましょう。
銀座ファインケアクリニックの大きな特色
銀座ファインケアクリニックは、銀座において美容の診療を開始してから13年を迎えた老舗のクリニックです。その分、実績や経験が豊富な医師や看護師、スタッフが在籍しているということが言えますので、大きな安心感や結果に対する満足感を得ていただくことが出来ます。
老舗ならではの特色として、これまで多くの患者様の施術を行ってきた経験から、院内は来院された患者様がくつろげるデザインとレイアウトを施しており、居心地の良い空間を創り出しているというところが挙げられます。
また、専門の女性スタッフ(看護師)が全て担当をいたしますので、医師には尋ねにくいことや、身体を見せるのが恥ずかしいといった不安も、一切抱えることはありません。
さらには、銀座一丁目駅から徒歩1分という立地条件も、通いやすさという点において大きな特色であると言えます。
■皮膚に対する安全性を重視している
銀座ファインケアクリニックで使用している医療脱毛は、医師が責任を持って監督を行っています。
そのため、患者様の大切な皮膚に対する安全性を特に重視して施術を行っており、皮膚をはじめとした全身の組織を傷める心配がありません。
■痛みについても細心の注意を払っている
銀座ファインケアクリニックでは、コールドエアで皮膚を冷却しながらレーザー照射を行います。そのため、熱による痛みは大きく緩和されるようになりました。
出力についても、その場で正確にコントロールをすることが可能ですので、これまでのハリによる脱毛処理のような強い痛みを感じることはありません。
また、医療レーザー治療では、脱毛の部位を問わず当日にシャワーを浴びることが可能になりました。
■大幅な時間短縮が可能に
銀座ファインケアクリニックで取り入れている最新の医療レーザー機器は、一度に広範囲の照射が可能です。そのため、施術時間は「脇の下」であればおよそ2分から5分程度、「口元のヒゲ」では5分から15分程度で完了します。
トータルの治療期間については、部位や毛量などによっても多少は異なりますが、目安としてエステティックサロンでの脱毛のおよそ3分の1以下とお考えください。具体的には、両脇では2ヶ月から3ヶ月に一度のご来院で、およそ6回から7回での完了を目指します。
また、医療レーザー機器では毛母細胞を破壊しますので、再発するリスクがほとんどなく、これまで行っていた自己処理の時間も必要なくなります。
■美肌効果やにおいの軽減効果も
銀座ファインケアクリニックで使用している医療レーザー機器は、毛穴の引き締め、シワの改善などに使用するものと同じ機器を使用しています。そのため、脱毛後は毛穴が引き締まり、ハリとツヤが生まれるといった美容効果が高いのも特徴です。
また、例えば脇の下の脱毛を行った場合では、毛が無くなることで細菌の繁殖を防ぐことが出来ますので、におい対策にもなります。
医療脱毛をするだけで美肌効果とにおい軽減効果も得ることが出来るというのは、嬉しいポイントです。
脱毛処理時における肌へのリスクを知っておきましょう
火傷、炎症性浮腫、毛膿炎、埋没毛、皮膚へのダメージなど、脱毛には様々なリスクが伴います。これらのリスクを知っておくこと、きちんと対応してもらえるクリニックであるかどうかを知っておくことが、“失敗しないクリニック選び”へと繋がっていきます。
銀座ファインケアクリニックでは、豊富な経験と知識を持った専門の医師・看護師・スタッフが、カウンセリングからアフターケアまで責任を持って対応をさせていただいております。
また、設備にもこだわっており、様々なタイプの機器を完備しています。これにより、他院やエステティックサロンでは断られてしまったという方、あるいは他院やエステティックサロンで脱毛をしたが満足のいく効果が得られなかったという方、また毛が生えてきてしまったという方など、全ての方々にご満足いただける体制を整えています。
脱毛を検討されている方はぜひ一度、銀座ファインケアクリニックにご相談ください。