グルテンフリーの勘違い
グルテンフリーとは
ここ数年よく耳にするグルテンフリー。
米国で流行し、グルテンフリー食品も多く見かけるようになりました。
グルテンとは小麦、大麦、ライ麦などの麦類に含まれているタンパク質の一種です。
グルテンを抽出する原料が小麦であるため、グルテンフリーを糖質と勘違いして糖質制限として取り入れる方も多いようです。
小麦を精製して作られるのが、パンやパスタ、ケーキ、うどんなどの糖質が多い食品です。
元々ダイエット!というと避けられていたその精製品の方に目が行き、それらが糖質のため、グルテンフリー=糖質制限と捉えている方も多いようです。
グルテンフリーダイエットは、グルテンを含む食事を避ける事です。
グルテン食品を摂取しないように気を付けることでタンパク質を溜めにくい体にすることができ、血糖値の上昇も予防できます。
ダイエット中は、血糖値が上昇するということが脂肪の燃焼の妨げとなります。
グルテンフリーはこの過程で、結果的にダイエット効果ができるのです。
グルテンフリーは本当に必要?
グルテンのデメリットにばかり注目が集まりがちですが、小麦にはビタミンB群や、鉄分などのミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
極端にグルテンフリーの食事を徹底してしまう事で、必要な栄養素が摂取できないということが無いように注意が必要です。
また、グルテンフリーダイエットはこれだけで痩せるというような方法ではなく、太らないようにして体型維持しながら痩せていく方法なので、ある程度の運動やカロリーバランスを考えて行う事が大切です。
もちろんグルテンにアレルギーがある方にはグルテンフリーをお勧めします。
そういった問題がない方はグルテンだから!と安易に全てを避けるのではなく、自分の体調や生活にあった方法でうまく取り入れながら活用していきましょう。